京都の紅葉もそろそろ見納めでしょうか。
写真は仁和寺の紅葉です。
仁和寺といえば「御室桜」で有名ですが、お庭がとても美しく、紅葉の頃も見ごたえがあります。もう一度訪れてみたかったですね。
今週は先週に引き続き現在完了形の文章です。
今回は「(ずっと)~している」という表現です。
現在完了形の表現は、過去から続いている時間の幅を感じる表現ではありますが、焦点はあくまでも「現在」のことです。
*文章のポイントその① 動詞の部分は
have + 動詞の過去分詞形 例:have lived / have wanted / have seen
*文章のポイントその②
「ずっと~している」のキイワードとなる単語は「for 」と「since」そして「How long」
for・・・後に数字や時間の長さを表す表現が続きます。
例:for five years / for a long time / for a few days(2,3日)
since・・後に過去を表す表現が続きます。
例:since yesterday / since I was five / since this mornig
*文章のポイントその③
前回に書き忘れてしまいましたが、現在完了形の「have」は今までの動詞の「have」とは違い、助動詞(can,willなど)のように疑問文では「have」を前に出します。否定の時には「have」に「not」をつけて「have not」または「haven't」となります。
また、主語が三人称(He 、 She 、 固有名詞など)の時には「has」となることにも注意しましょう。
例:Have you ~ ? I have not ~ . He has not ~ . Mary hasn't ~ .
見た目はちょっとした違いのようですが、全く違う表現になります。
あまりなじみのない組み合わせですね。
こういう時は何度も文章を声に出して読んで、目と耳と口になじませましょう(^^♪
ここでテーマの日本文を英文にしてみましょう。
「どのくらい」と言っているのですから、そうです。出だしは「How long」です。
How long have you lived in Japan?
この質問をする時には、「今日本に住んでいる」という前提が感じられ、それを受けて
「日本にはどのくらい住んでいるのですか。」と続くわけです。
それでは実際に練習してみましょう!
I have wanted this cake for a long time.
このケーキずっと食べたかったのよね。
Mary has lived in Japan for 20 years.
メアリは20年日本に住んでいます。(去年も10年前もずっと)
I have known Mr.Yoshioka for 13 years.
吉岡さんとは10年来の知合いです。
He has been busy since this morning.
彼は朝からずっと忙しいです。
Tomoko has taken piano lessons since she was five.
とも子は5歳からピアノを習っています。(今も習っています)
いかがでしょうか。
英文の中に「ずっと」という単語がなくてもこの「have+動詞の過去分詞形」でこの
「ずっと」というのが伝わります。
慣れてきたところで、もう少しやってみましょう。
We have had this cat since We came here.
ここに来てからずっとこの猫を飼っています。
It has been rainy for a few days.
ここ2,3日ずっと雨です。
How long have you had a headeche? ーーー Since yesterday.
いつから頭が痛いの? 昨日から。
How long have you lived in this house? ーーー For 7 years.
いつからこの家に住んでいますか。 7年間です。
いろんな表現ができますね。
「いつから」と聞かれても「When」を使わないこともあるのです。また、「どのくらい」という日本語でなくても「How long」を使うことがあるのですね、継続していることを表現したいときには「have +動詞の過去分詞形」なんです。
英語のルールはとても単純なので、ぜひ、日本語も同時に味わってみてください。
「外国語を勉強すると母国語も勉強できる。」とよく言われる所以ですね。
日本語をあらためて見直すチャンスです!
I have learned English for a long time. Shall we learn it together!
私は長い間英語を学んでいます。ご一緒に勉強しましょう!(^^)!
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