スリランカ王国~インド洋の真珠~
- MICオンライン教室
- 9月21日
- 読了時間: 6分
更新日:9月22日

皆さま、お元気でいらっしゃいますか。
暑さ寒さも彼岸まで。お彼岸ですね✨
多少暑さも残るようですが、後は穏やかな気候になるでしょう。
酷暑を耐えた体をゆっくり休ませてください。
さて、今回の「ネット旅行」は豊かな自然と文化に恵まれ「インド洋の真珠」と呼ばれている「スリランカ」です。
長年続いた内戦が2009年に終結し、国内どの地域でも旅行ができるようになりました。
国民の7割が仏教徒であり、穏やかで温かく、ホスピタリティ、おもてなしの心を持つスリランカの国民性で日本でも観光地として人気が出てきています。
それでは位置を確認しましょう。

インドの南東に位置し、ティアドロップ(涙型)のような形をしています
面積 65,610㎢ およそ北海道の0.8倍
首都 スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテなのですが、ここはコロンボの郊外にあり
国際空港があるコロンボが事実上の首都となっています
人口 2,200万人(日本の1/6)
言語 シンハラ語 タミル語
英語が連結語として通用しているので、学校教育や行政で英語が使われています
都市部や観光地でも英語でコミュニケーションが可能
それでは観光と参りましょう♪
シギリアロック

山頂に5世紀に建てられた王宮遺跡があります
5世紀に王位を狙って父親を殺害し、弟をインドへ追放したカッパサが、父親殺害という仏教徒として最大の罪を犯したことを悔いて、父の念願だった岩山頂上に宮殿を建てたのだそうです。

高さ200mを1200段の階段で頂上まで行けます
最初の小休憩所までが一番きついそうです
写真で見ると45度の勾配ですからきつそうですね~
その先には美しい壁画「シギリアレディ」があります

こちらが頂上からの風景です
360度このパノラマが広がります
気持ちよさそうです♪
世界遺産に登録されている「シギリアロック」は観光地として一番の人気スポットです
次はダンブッラの黄金寺院

建立されたのは紀元前1世紀
シンハラ語の正式名称は
「ランギリ・ダンブッラ・ラジャマハー・
ヴィハーラヤ」
「ラジャマハー」とか「ヴィハーラヤ」などヒンドゥー語と似ていますね

右の写真がその内部です
釈迦とその生涯に関した聖像や絵画が美しい石窟寺院
1500体以上の仏像と壁一面の極彩色フレスコ画の神秘的な空間
息をのむような神秘的な美しさが「黄金寺院」と呼ばれる由縁です
こちらはタンブッラ寺院の博物館

「黄金寺院」は現在も現役の仏教寺院として僧侶たちに管理され
巡礼に訪れる地元の信徒たちの姿も見られます
次は聖地キャンディとキャンディ湖

「キャンディ」はスリランカ第二の都市
スリランカ中央部にあり山々に囲まれた盆地
シンハラ王朝の最後の都として栄えました
美しい街ですね
キャンディにある「仏歯寺」

スリランカ仏教の聖地であり
仏陀の「犬歯」が祀られています
シンハラ建築で建てられた「八角堂」が目印です
一日3回行われる「プジャー」というお祈りに多くの人が訪れます
エサラ・ペラヘラ祭

仏教最大級のお祭
「仏歯」への敬意と豊作祈願を目的とした伝統行事で、毎年7~8月に行われます
「ペラヘラ」とは「行列」のこと
キャンディの街が提灯と松明で照らされ
伝統舞踏団や楽隊、煌びやかに装飾された40~100頭もの像のパレードが行われます
写真奥にあるのは仏歯寺に近いコロニアルホテル「クイーンズホテル」
この「ペラヘラ祭」では、無料で屋台の食べ物や飲み物がふるまわれ、これは「徳を積む行為」として旅行者にも同様にふるまわれるそうです
日本とは違う宗教観です
ちょっと休憩してパパイヤジュースでもいかがでしょうか(^^♪

喉が潤ったところで、ジープサファリツアーに行きましょう♪

スリランカはアフリカに次ぐ
野生動物の宝庫と言われています
もちろん道路は舗装されていないので、車がガタガタ揺れるのも楽しみの一つのようです
水辺では像や馬など大きな動物が見られるようです
年齢問わずたのしい!とコメントに書いてありました

こんなにたくさんの像を見ることができたら、感動しますね
大変なこともありましょうが
やっぱり野生の動物はいいです
のびのびしていて

こんな美しい孔雀に出会えたら
幸せですね~💕
もう孔雀を見るとクリシュナを思い浮かべてしまいます(*^^*)
最後に紅茶鉄道でのんびりと茶畑を見に行きましょう♪

「スリランカ」は1972年以前の国名は
「セイロン」でした。
「セイロン」と言えば、そう「紅茶」です
スリランカのウバ、ヌアラエリアなどの7大産地があります
本番のセイロンティーは想像以上においしいそうです
飲んでみたかったですね~
お疲れさまでした♪スリランカの「ランプライス」をいただきましょう

アーユルヴェーダの考えのもと
スパイスや食材がバランスよく体に良いものばかりだそうです
バナナの葉っぱに盛られています
基本は手で混ぜて食べますが
スプーンやフォークを使っても良いようです
郷にいては郷に従え(When in Rome,do as Roman's do)
ここは手でいただいてみましょうか
最後はフルーツサラダでしめましょうね!(^^)!

生クリームが入っていればパフェみたいですね
果物だけでお腹がいっぱいになりそうです
参考資料:たびこふれ、スリランカ旅行・観光ガイド
いかがでしたでしょうか。
この他にも聖地と呼ばれる「アヌラータプラ」、「古都ポロンナルワ」、「ゴールのビーチ」など見どころはあります。
またアーユルヴェーダ マッサージやスパはぜひ一度体験したいところです(^^♪
個人的には紅茶が大好きで、以前「ヌワラエリア」にハマってよく飲んでいたことを思い出しました。緑茶と紅茶の良いとこどり、だった気がします。
スリランカもインドと同じにヒンディー教かと思っていましたが、ヒンディー教徒は国民の15%ほどで仏教国だということも今回初めて知りました。
現在でもとても熱心な信者が多く、それが温かい国民性を支えているのかな、と思いました。
参考資料:ロビンス ジャパン
* * * * *
【ちょっとひと言】
「コロニアル建築」「コロニアルホテル」なんて言葉がよくできてきます。
「コロニアル(colonial)」(植民地の)という意味です。
その昔、ヨーロッパの国々が競ってアジアやアメリカへ出向き、その国や地域を自分の国の支配下におきました。まさに植民地化した時に、故郷の建物の様式を現地の資材を使って植民地に再現したものを指します。
前回のキューバはフランスやスペインの植民地だったので、地域によって影響の強かったフランス風やスペイン風の建物が見られました。
今回のスリランカは長くイギリスの支配下にありましたから、当然イギリスの建築様式が取り入れられています。
前出の「クイーンズホテル」も英国風の建物で目を引きました。
茶畑の地域では街並み自体が英国風の家々が立ち並び、ここはどこかと思うくらいのところもありました。
建物がその土地、国の歴史を表し、知ることができます。
良い悪いは別として違う文化が融合していておもしろいです。
穏やかな毎日をお過ごしください(*^^*)
Have peaceful weeks !
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