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旧暦の話



昨日から気温が上がり、沖縄の短い真冬?が終わったようです。寒緋桜が満開です。


沖縄では一部の地域では現在でも旧暦のお正月をお祝いしています。

旧暦の日付が書かれているカレンダーもよく目にします。

私はこの旧暦にとても興味があるので調べてみました。


旧暦とは中国から来たもので、日本では6世紀ころから明治初期まで形を変えながらも使われていたそうです。

現在の太陽暦(グレゴリオ暦)は地球が太陽の周りを1周する時間をもとにしたもので

旧暦は月の満ち欠けをもとにしています。ですから、毎月1日は新月、16日満月、となっています。

ここで興味深いのが、「閏月」なるものです。

旧暦は一ヶ月が28か29日ですので、太陽暦と比べると1年間に11日少ないのです。そこでおよそ3年に一回、一年を13ヶ月にして太陽の動きにあうように調整したのがこの「閏月」。

そしてこの閏月はその年により異なるのですが、決め方は二十四節気(立春、夏至、冬至など)に関係しているようです。

今年は2月の後に「閏2月」が来ます。2月を二回するということです。

沖縄の2月は穏やかな気候なので、今年は過ごしやすい日が長いことになりますね。うれしいですね。

閏月が8月に来たときは夏の厳しい暑さが長くてきつかったです。

地元では「季節は旧暦の通りに動いている」と感じている人も少なくないようです。

農作業にも影響のある月の満ち欠け。

しばし自然とともに暮らしていた古の人々の生活に思いを馳せてはいかがでしょうか。



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