「暑さ寒さも彼岸まで」
この暑さもあと少しですね。お元気でお過ごしですか。
左の写真はバナナの木です。えんじ色の永細いのがバナナの花。その上に細い棒状の物が集まっているのがバナナの実です。
初めて見た時には感動しました。
写真は南部の農地ですが、街中の込み合った住宅の中でも時々バナナの木を見かけるのですよ。身近な果物なんですね。
さて今回は「nothing」「no」から始まる文章に注目してみましょう。
いきなり「なにもない」からはじまるのですから、日本語のように結果が最後にくる文章からしたら、なじむのに時間がかかる表現かもしれませんね。
それではいくつか例文を見て、なじんでいきましょう。
No student was injured. ケガをした生徒はだれもいなかった。
この状況ですとこの文章の前になんらかの事故があったと考えれます。例えば被害は?と聞かれた後だとしたら。
英語は一番伝えたいことは文の初めにきます。
「No student」(生徒はだれもいないんだよ)、次に「injured」(ケガをした)と情報がきて、あー、良かったね、となるわけです。
一方、日本語は「ケガをした生徒は」、それで?「だれもいない」。あー良かったね、ということです。
この言葉の順序慣と感覚になれていきましょう。
No news is good news. 便りのないのは良い便り。
日本語も表現が似ていて覚えやすいですね。
Nothing is as interesting as English. 英語ほどおもしろいものはない。
同じ意味で別の表現です。
Nothing is more interesting than English.
つまり、「英語ってほんと、おもしろいね。」あるいは「英語が一番おもしろいよ。」という意味になります。
なにか印象に残ったことは、日本語でも「英語はおもしろい。」という表現ほかに、いろいろ気持ちが入った言い方をしますよね。例えば「めっちゃおもしろい。」とか「こんな面白いものないよね。」とか。それと同じです。
一つの表現を覚えてしまえば、あとは「interesting」と「English」の単語を入れ替えればいろんな表現ができます。
Nothing is as good as mangos. マンゴーほどおいしいものはない。
マンゴーが一番おいしい。
Nothing is more precious than health. 健康が一番大事。
他にも曲のタイトルになっていますが、
Nothing is gonna stop us now. 僕たちを止めるものはなにもないさ。
何もぼくたちの愛を止められないさ。
夢中になっている時は気持ちがこう強くなるものですよね。
No one can tell what is going to happen tomorrow.
明日何が起こるかなんてだれにもわからない。
No one knows. だれにもわからないよ。そんなことわからないよ。
両方とも「考えてもしょうがないよ」というニュアンスでしょうか。
いかがでしょうか。皆さんも身近なこと、自分の事で文を作ってみましょう。そして何回も何回も繰り返して使ってみましょう。なんかこう実感が伴うまで何度も使っていると生きた言葉になりますよ。
Nothing is as useful as practicing English over and over again.
Go for it!
何度も英語を練習することがとても役に立ちますよ。
がんばってください!
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