今回の写真はインドのシヴァ寺院です。
シヴァ神の寺院はたくさんあるそうです。この写真は夕陽と海の背景が美しいですね。
破壊の神様。悪しき慣習も破壊してくださるでしょう。真剣にお願いするとなんでも願いを聞いてくださるおおらかな神様でもあるそうですよ。
今回は「修飾」についてです。
日本語は「修飾」する言葉は基本的には名詞の前にきます。どんなに長くても前にくることが圧倒的に多いです。
それでは英語はといえば、一つの単語で表現できるものは名詞の前にきます。たとえば、
かわいい女の子 小さな女の子 背の高い女の子
a cute girl a little girl a tall girl
語順は同じですね。
ところが、二つ以上の単語で意味を表現する場合、英語は「修飾語」は名詞の後ろにきます。
髪の長い女の子 アイスクリームを食べている女の子
a girl with long hair a girl eating icecream
違いがわかりますか。おもしろいですね。
英語はできるだけ話の中心が前にくることを好みます。説明の語数が長くなると名詞の後に置かれることが多いです。
この場合は「女の子(girl)」が話の中心ですよね。ですから「a girl」が先に来ます。そして「eating icecream」という情報は後に来るというわけです。
それではこれはどうでしょう。
小さなかわいい女の子 かわいい日本人の小さな女の子
a cute little girl a cute little Japanese girl
言葉の順序は同じですね。あれ、2つ以上の単語がきているのに、と思いましたか。
この場合、「cute」も「tall」も「little」もそれぞれその単語一つで意味がはっきり分かるのでいくつも前に並べることができるのです。
それに比べ「eating icecream」の2語のかたまりで一つの意味を表す場合あるいは「~している」という動作を表す場合は後ろにきます。
英語ではこの後ろから修飾するやり方がいくつかあります。説明の長さであったり、説明される名詞と動詞の関係であったり。とても便利な表現ですので、これを学んでいくと長い文でもとてもわかりやすくなります。
I love delicious big icecream sold at a little shop in next town.
隣町の小さなお店で売っているおいしい大きなアイスクリームが大好き!
この場合、一番伝えたいのは「I love icecream.」です。「icecream」の前後の単語はどんなアイスクリームなのかという説明なのです。
次回はこういった修飾の仕方を具体的に見ていきましょう。
Hope you have a wonderful week!
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