今週は少し暑さが戻ってきましたね。
それでも朝晩の涼しさは心地好いです。
左の写真はススキのように見えますが、これ、サトウキビの穂なんですよ。
南部のサトウキビ畑に広がる沖縄の秋の景色です。
さて、後置修飾といったら関係代名詞ですね。中学では三年生の教科書に出てきますが、大人も小学生も口に出して言ってみてください。
日常的によく使われる表現なので、何度も読んで目にして使えるようにしていきましょう。
後置修飾ですので現在分詞(動詞-ing)や過去分詞と同様に説明したい名詞の後に続きます。
まずは主語動詞のある文章で説明する場合です。多くは名詞のすぐ後ろに説明の文を続けます。
This is a book.
「これは本です。」この「book」に「ぼくが昨日買ってきた」という説明を加えて一つの文にします。説明したい名詞「book」の後に置きますから、
This is a book I bought yesterday.
これ、昨日ぼくが買ってきた本だよ。
何回か声に出して読みましょう。そしてこの語順に慣れましょう。次に意味を考えながら気持ちを込めて言いましょう。
下線部の文章を「友だちがくれた」に替えてみましょう。
This is a book my friend gave me.
これは友だちがくれた本だよ。
どうですか。今度は自分のオリジナルを入れて練習してみましょう。「book」を別の単語にしてもいいですね。
ポイントは「This is a book.」と文章が完結しているのに、その後にまた主語動詞のある文章が続いているときは、多くは説明の文章だということです。
実は上記の文章は関係代名詞( who / which / that )を省略した文章なのです。
ここであらためて関係代名詞の説明です。名詞の後に「説明をしますよ」という合図のように関係代名詞を置きます。
説明される名詞が「人」の時には → who / that
説明される名詞が「もの、動物、人以外」の時には → which / that
を説明したい名詞の後に置いて説明を続けます。
たとえば、This is a book that I bought yesterday. となります。
上の文章は、関係代名詞thatを省略したものです。こうして主語がある文章で説明するときは省略ができます。
今は日常的に使われるのは圧倒的に省略されている文です。
それでは省略できない関係代名詞を使った文を見ていきましょう。
Micheal is an athlete.
マイケルは運動選手です。(アスリートもカタカナ語になっていますね)
「athlete」に「多くの人に影響を与えている」という情報を付け加えます。
Micheal is an athlete who has influenced many people.
マイケルは多くの人に影響を与えている運動選手です。
この文章のように主語を使わずに説明している時には関係代名詞「who」が必要です。もう一文。
That is a bus that goes to the station.
あれが駅に行くバスです。
この場合は「bus」を説明しているので関係代名詞「that」を使っています。
このパターンのポイントは名詞の後ろに「who / that / which 」がきたら「名詞の説明をするよ~、」という合図になるというところです。わかりやすいですね。
英文の日本語訳を見てもわかるように、日常的にとてもよく使われる表現です。これも繰り返し声に出して言ってみましょうね。そして文の構造をしっかり覚えておくといいですね。
いかがですか。感じがつかめましたか。
次回はもう少し、関係代名詞の文章を見ていきましょうね。
おまけの一言
今の中学の教科書は単語の数が以前より増えています。それでも携帯やSNSなどでカタカナ語に触れることが多いのでわりとイメージしやすいようです。
なんとなく知っている言葉を日本語でも確かめておくといいですよね。
「インフルエンサー(influencer)」(影響力のある人)
「バンされる(ban)」(禁止する)
「フォローする(follow)」(支持する)
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