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  • MICオンライン教室

「後置修飾」過去分詞

更新日:2023年10月25日




ずいぶんと涼しくなり過ごしやすい毎日ですね。


沖縄では昨日は「カジマヤー」というお祝いの日でした。

「カジマヤー」とは「かざぐるま」のこと。

毎年旧暦の9月7日(今年は10月21日)に97歳の方の長寿をお祝いする日です。

旧暦で数えると97歳が新暦の100歳にあたるそうです。


また子どもにかえる→かざぐるまで遊ぶ。それで「カジマヤー」。


家族や親せきのお祝いのほかに、97歳の方が、披露宴の打掛のような朱色のきらびやかな衣装を着てかざぐるまを持ってオープンカーで地域を回ります。皆さん柔らかい穏やかな笑顔で、見ているこちらまで和やかなうれしい気持ちになります。

今年は行われたのでしょうか。新聞では見かけませんでした。


それでは今週も「後置修飾」について見ていきましょう。「後置修飾」なんていうとなんだかわかりにくいかもしれませんが、今回の過去分詞形を使ったものは聞きなじみがあると思います。説明したい名詞の後に動詞を過去分詞形にして続けます。


   a bag made in Italy   イタリアで作られたカバン → イタリア製のカバン


このように「~された、~られた」という意味になるときに過去分詞形にします。

英語のルールは簡単です。ですが、問題は日本語です。

上記のように「~で作られた」を通常「~製の」と言いますよね。日本語ではいろんな言い回しをしますが、ポイントは説明される「名詞」と説明する「動詞(過去分詞形)」の関係が「~される、~られる」になっているかどうかです。

丸ごとフレーズで覚えるのもとてもいいと思います。

このパターンでいつくか見ていきましょう。


  a Tshirt made in China    a fan made in Japan    a cup made in UK

   中国製のTシャツ      日本製の扇子       イギリス製のカップ


  This is a coat made in France.  これフランス製のコートよ。


声に出して読んで、この語順とリズムを楽しんでください。

他の表現も見ていきましょう。


  the cabbage left in the fridge 

    冷蔵庫に残されているキャベツ→冷蔵庫に残ってるキャベツ


  a book written by Hemingway

    ヘミングウェイによって書かれた本→ ヘミングウェイの本


  a boy named Momotaro

    桃太郎と呼ばれている男の子 → 桃太郎という男の子


キャベツは自分で残ったりしませんよね。「本が」ときたら「書かれる」。

英語の表現は名詞と動詞の関係が大事といういうことです。

慣れてきたでしょうか。

次に上記を使った文章です。


  Let's use the cabbage left in the fridge.

   冷蔵庫に残ってるキャベツを使おう。


  Have you ever read any books written by Hemingway?

   ヘミングウェイの本読んだことありますか。


  Once upon a time there was a boy named Momotaro.

   むかしむかし、桃太郎という男の子がいました。


文章の中で使われる場合は「名詞」の後ろにいきなり「過去分詞形」が来た時には説明だな、ということです。

受け身の文章の時には「be動詞+動詞の過去分詞形」。ここでも「be動詞」大事ですね。


おまけの一言

もともと現在分詞や過去分詞の後置修飾は関係代名詞の省略されたものという解釈もあります。ですから、もともとの「~している」とか「~される、~られる」という意味で使われるのですね。


  a boy who was named Momotaro → a boy named Momotaro


  boys who are playing soccer in the park → boys playing soccer in the park


わかりきっている場合は、回りくどくなるのを避け、省略されることが多いようです。


文法のルールが面倒な時にはとにかく丸ごと文章を繰り返し読んで英語の音と言葉の並びをを楽しみましょう。気が付けば自然に覚えていますよ。


  Everyone need the place lived in peace and safe.

I wish the world peace!


  


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