たまには古文単語の話
- MICオンライン教室
- 2024年7月7日
- 読了時間: 5分
ピョートル大帝夏の宮殿
お元気でお過ごしでしょうか。
梅雨だというのになぜか猛暑日が続きますね。
体調管理に気を付けてお過ごしください。
『ネット旅行』ロシア最終回です(笑)
暑いので、美しい噴水で有名な「ピョートル大帝夏の宮殿」の噴水で涼んでください♪
今回は「サンクトペテルブルグ」です。
1703年にピョートル大帝によって築かれた人工都市。ロシア帝国の首都でした。
国立美術館、オペラやバレエの劇場など芸術文化や歴史的建造物があり「ロシア第二の都市」として今も栄えています。
右の写真はエルミタージュ美術館です。
もともとはロマノフ王朝 女帝エカテリーナ二世が住居として建てたロココ調の豪華宮殿で、美術品を収集したのが始まりでした。ロシア革命後は貴族から没収された美術品も加わり今の形になったようです。 内装も豪華で美しいです。 エルミタージュ美術館
ところで、エルミタージュ美術館では美術品を守るために猫を60匹飼っているそうです。代々この美術館で生まれ育ったネコちゃんたちです。
所蔵品は310万点以上。ネズミ対策、最強は科学の力ではなく自然の力なのですね。神様は偉大です。
左の写真は「聖イアサク大聖堂」。サンクトペテルブルグ中心部の丘の上にあり街を一望できます。上から見ると十字になるロシア ビザンチン建築様式です。
大聖堂から田舎の小さな教会まで、他にもたくさんの美しい教会があります。
ロシアにこんなにたくさんの美しい教会があるのは意外でした。共産主義国で宗教とは無縁だというイメージを持っていましたから。そういえばプーチン大統領は敬虔なキリスト教徒だそうです。これを聞いた時にも驚きましたが。
右の写真はサンクトペテルブルグの街並みです。
運河が発達していて「東のヴェニス」と呼ばれているそうです。
まだまだ書ききれない名所、歴史がたくさんあります。
これまで見てきて、さすが国土が広いのでなんでもスケールが大きい、というのが一番の印象です。
今回のロシア旅行は知っているつもりが知らないことばかりで、とても楽しかったです。歴史も再認識しました。
現在のロシアはいろいろありますし、人口が多く様々な考えの人がいると思いますが、概ね経済も生活も安定しているようです。
一日も早くグレンとなって世界の人々が幸せになるといいですね。
最後はロシアのおいしそうなケーキをいただいてロシアの旅を終わりにします。
ジャムの入ったあったかいロシアンティも飲みたくなりました♪
ロシアンケーキ パリョート
参考資料:trip note TABI BIYORI
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今回は「古文単語」です。
今年は高校の古文を生徒さんと一緒に勉強しています。
日本古典文学ですが、現代は英語よりその単語を耳にすることが少ない気がします。テレビを見なくなったせいでしょうか。
実は私自身高校の古文の授業はほとんど何をしたのか覚えていないのです(;^_^A
先生はお坊さん兼業教師で、だみ声の、いつも怒っているような口調でしたから、およそ古い文章を味わうという状況ではなかったような気がします(単に私が不勉強だったのかもしれませんが)
中学の頃は「いとをかし」のフレーズが気に入り友だちと遊び感覚で使っていましたね(笑)
古典の題材は恋愛や世の無常、日々の気持ちを表しているものがほとんどです。今よりも自然に触れることが多かったので、季節の移ろいを敏感に感じて描写しているものも多いです。その感覚にはっとすることもありますが、たいていは「人というものは、今も昔もあまりかわりないのだな」と思ってしまいます。
勉強のポイントとしては、古文には意味の分からない言葉が出てくるので、英単語同様まずは「古文単語」を覚えることです。
そこで古典単語集から少し単語を紹介しますね。
【今でもほぼ同じ意味で使われている単語】
・あまた(数多)・・・たくさん
・えもいわず(えも言わず)・・・何とも言いようのない
・おどろおどろし(驚々し)・・・恐ろしい、大げさだ
・おぼつかなし(覚束なし)・・・はっきりしない、頼りにならない
・くちおし(口惜し)・・・残念だ
・すべなし・・・どうしようもない
・むげなり・・・ひどいこと、あんまりなこと
など千年くらい前から使われていたのだと思うと感慨深いです。
【次に時代劇などでまだ使われている言葉】
・かたじけなし・・・恥ずかしい、恐れ多い、もったいない
・かたはらいたし(傍ら痛し)・・・見苦しい
・げに(実に)・・・本当に、いかにも
・さりとも・・・そうは言っても
・さりながら・・・しかしながら
・されど・・・そうではあるが
・のたまう・・・おっしゃる
・やむごとなし(止む事なし)・・・身分の高い
私の父が時代劇が好きでしたので、私にとってはとても耳慣れた言い回しで、いわゆる「日本の昔の言葉」です(笑)
なんだか悪代官がでてきそうです(笑)
【最後に現代とは意味が違うもの】
・あきらむ(明らむ)・・・明らかにする
・あながち(強ち)・・・勝手だ、度を越している
・あふ(逢う、合う)・・・結婚する、出会う、調和する、我慢する
・ありがたし(有り難し)・・・めったにない
・おどろく(驚く)・・・目覚めさせる、起こす、気づく
・ときめく(時めく)・・・時代の波に乗って勢いづく
・としごろ(年頃)・・・数年
・むつかし(難し)・・・不快だ、面倒だ、君が悪い
・をかし・・・趣がある
・あはれ・・・しみじみと身に染みる感情
参考資料:高卒認定ワークブック、古文単語帳315
いかがでしたでしょうか。
しばし学生の頃にかえって思い出されたことと思います。
初めて見た学生さんはどんな風に感じたでしょう。言葉はこんな風に変化していくのですね。
今でも変化しています。少し前でしたら「ヤバい」は「危ない」という意味でしか使われなかったのですが、今は「かわいい」とか「おいしい」とか多種多様の「ヤバい」の使い方がありますものね。進化系で「やばっ」とか。
現在の古文単語帳はとてもよく作られていて、イラストを使って具体的に説明したり、似たような表現を対比してわかりやすく詳しく説明しているので、読み物として見ても興味深いです。
たまには日本語も意識すると新たな発見があります。
それではすばらしい一週間をお過ごしください!(^^)!
げに夢のごときこの世をいとをかしと生きたし
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