ヘーヴィーズ温泉湖 写真:hungary fun
皆さん、お元気でお過ごしでしょうか♪
今日は旧暦の11月8日。いよいよ風が冷たく、日中でも寒く感じるようになってきました。
ベランダの柿の葉も落ち始めましたが、別の鉢ではマリーゴールドが花盛りです。
しばらくは東欧を旅してみようと思います。
今回は『ハンガリー』。なんと世界有数の温泉大国なのです❕
上の写真の「ヘーヴィーズ温泉湖」は夏は36℃、冬は26℃に調節されているそうです。
まさに大自然の中での温泉。気持ちよさそうです。効能:関節炎、慢性神経痛、婦人病
写真:Google Map
面積 9,3万キロ平方メートル(日本の約4分の1)
人口 約960万人
首都 ブダペスト
言語 ハンガリー語 観光地ではドイツ語、英語も多少は通じる
首都「ブダペスト」の中央をドナウ川が流れており、
『ドナウの女王』とも『ドナウの真珠』とも呼ばれるほどのうつくしい都市。
それでは美しい都市ブダペストを見ていきましょう(^^♪
まずは「ハンガリー国会議事堂」
ハンガリー国会議事堂 写真:写真AC
「世界一美しい国会議事堂」と言われ世界遺産に登録されています。
「ハプスブルク帝国」支配下、「オーストリア=ハンガリー君主国」、
「ソ連」支配下を経て1989年に「ハンガリー共和国」が誕生しました。
前回の「スロヴァキア」は「オーストリア=ハンガリー君主国」から独立したのでしたね。
歴史が整理されてきますね。
その内装がこちらです
国会議事堂 内装 写真:写真AC
ゴシック・リヴァイバル建築の特徴のすらっと高く光が差し込むデザインです。
豪華です。うつくしいですね。まるで王宮のようです。
そしてライトアップされた夜の姿がこちらです。
ライトアップされた国会議事堂
昼間の姿とは趣が違います。両方楽しめます。
ブダペストでは多くの建物がライトアップされています。
次はブダペストのランドマークの「セーチェニ鎖橋」です。
セーチェニ鎖橋
ハンガリーの英雄セーチェニによって建造され、1849年に完成しました。
ブダペストの街並みとセーチェニ鎖橋
上が昼間の景色です。
写真中央を流れているのはドナウ川。
その西岸が「ブダ地区」で東岸が「ペスト地区」です。
この「セーチェニ鎖橋」が初めて2つの地区を結びました。
写真右手奥に見えるのが国会議事堂です。存在感ありますね。
聖イシュトヴァーン大聖堂 写真:しますけと学ぶ世界
ドームは展望台にもなっていてブダペスト市内を一望できます。
聖イシュトヴァーン大聖堂のドーム
聖イシュトヴァーン大聖堂の内装。外見とは違い全体にきらびやかで豪華です。
ドームに描かれている聖人の壁画がとても有名です。
マーチャーシュ聖堂
青ぞれにそびえ立っているこちらは「マーチャーシュ聖堂」です。
石灰岩の白にレンガ色の屋根が印象的です。
当時はこのモザイク柄が話題になりました。おとぎ話のお城のようです。
その内部がこちらです
マーチャーシュ聖堂内部
可愛らしい外装とは違い内部は神秘的で厳かな雰囲気のある「マーチャーシュ聖堂」
この聖堂では代々のハンガリーの国王の戴冠式が行われてきました。
女帝マリア・テレジア、皇妃エリザベートの夫フランツ・ヨーゼフ1世も
ここで戴冠式を行いました。
歴史がぐっと身近に感じられます。
建物の見学で疲れたでしょう。
お待たせしました!温泉施設です♨
セーチュニ温泉
古代ローマからの温泉文化が根付いているようです。「テルマエロマエ」ですね♪
ブタペストだけでも100の源泉。国内では1300もの源泉があります。
まさに温泉天国です✨
日本とは違い入浴時は水着着用が規則になっています。
その方が長くのんびり楽しめそうです。
この「セーチュニ温泉」は一番人気。一大露天風呂ってとこでしょうか(*^^*)
お風呂上りに、こんなアイスクリームはいかがですか。
写真:旅ちゃんねる
リアルなバラ✨しばらく眺めていたくなります。
さて外側から食べようか、真ん中からスプーンでいくか。どうしましょうね。
ここからはステキな地方の都市をのぞいてみましょう。
センテンドレ 写真:travel jp
ブダペストから1時間のところにあります。
カラフルな建物と石畳がかわいいです。
お土産屋さんや小さな教会がありおとぎ話の雰囲気を楽しめます。
それでも街の中心にはペスト終焉を記念して作られた記念塔や手押しポンプがあります。
次は古都エステルゴムです。
古都 エステルゴム 写真:travel jp
かつてはハンガリー王国の首都でした。
ドナウ川をはさんで対岸は「スロヴァキア」。つながっていますね~。
ハンガリーのカトリックの総本山といわれている大聖堂があります。
この季節は各地から教徒が訪れていることでしょう。
ホッロークー 写真:travel jp
「ハンガリーで一番美しい村」「ホッロークー」
ブダペストからバスで2時間。伝統的な生活様式と古民家が残る村。
なんだか信州の家屋のようで親しみがあります。
クーセグ 写真:travel jp
オーストリアの国境に近い村「クーセグ」です。
中世ヨーロッパの趣を残した村を
「ハンガリーの小さな宝石箱」または「最も小さく、最も美しい村」
と呼ばれています。
村の中央にある「英雄の門」は16世紀に侵略してきたオスマントルコ軍を
村人総出で撃退して400年たったことを記念して建てられたそうです。
戦い、守り勝ち取ってきた現在の平和なのですね。
最後にこの季節ブダペストのスケートリンクです。
こんな青空の下天然のリンクで滑ってみたい見たいものです。
写真:travel jp
体が冷えたところでハンガリー料理「グヤーシュ」で温まりましょう(^^♪
お肉がメインでベジにはつらいですが、野菜だけで何とか作れそうです。
ポイントはトマトとパプリカパウダーで煮込む。
お皿に盛るのもいいですが、こんな風にパンの器も楽しいですね。
ハンガリー名物に「パプリカペースト」というのがあるそうです。
赤い色は元気が出るのでしょうか。
写真:写真AC
ハンガリーといえば民謡、民族音楽、クラシックと幅広い分野の音楽でもとても有名です。
偉大な作曲家たちを触発した音楽の国でもあります。
世界に名だたる「ブダペスト春の音楽祭」やフェスティバルに
世界中から毎年10万人の人が訪れるそうです。
ハンガリー舞曲の「チャルダッシュ」は軽快で楽しいですものね。
それからまだまだすばらしい建物がたくさんあります。
劇場や書店でも内装がすばらしく凝っていてどれも目を引きました。
そして「ドナウ川」がこんなにも多くの国に流れ、
それぞれの国で重要な役目を果たしているのだと改めて学びました。
ハンガリーもとても魅力的な国でした✨
いかがでしたでしょうか。楽しんでいただけたらうれしいです(*^^*)
参考資料:地球の歩き方、hungary fun、travel jp、まっぷる、旅ちゃんねる
*中世ヨーロッパとは西暦476年~1453年約1000年間
参考資料:中世ヨーロッパの道
それでは皆さま、健やかな一週間をお過ごしください(*^^*)
Have a healty week !
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