標高3000mの断崖絶壁に建つチベット仏教の聖地 タクツァン僧院
台風の影響で豪雨が降っているようですが、皆さまご無事でしょうか。
今回はブータンにやってきました!
ずっと気になっていた国の一つです。
【ブータン王国】
チベット語では「ドゥクコル」(龍の国)
右の写真はブータンの国旗です。
中央に龍の絵が詳細まで描かれています。
英語では「Kingdom of Bhutan」
面積 九州より小さい。
人工 約79万人
ヒマラヤ山脈の東の端、中国、インドに囲まれた仏教国。
多数の少数民族が独自の文化や宗教のもとに伝統的な暮らしをしています。
国は自然環境との調和を大切に考え、国民総幸福(GNH)を重視し国民の幸せを目指した国家開発を進めようとしています。
左の写真は「首都ティンプー」の交差点。
道路の真ん中の建物にはお巡りさんらしき人がいます。
車も走っていますが、およそ渋滞とは無縁のようです。
写真で見る限りでは現代風の服装をしている人も多いですね。
それでも学校へ通う子どもたちや公の場ではブータンの民族衣装の「ゴ(男性用)」や「キラ(女性用)」を着ています。
男性は膝丈の日本の着物のよう、女性は帯のない着物の上下のようなものでしょうか。両方とも袖が細く袖口が深く折り返してあるのが特徴です。
日本の着物より動きやすそうでステキです。
上の写真はその生地屋さんです。普段着用でしょうか。お祭りの写真では女性はきらびやかな華やかなものを着ていました。民族衣装とは美しいものです。
ブータンは小さな国なので、観光客の人数を規制しています。コロナの間は2年半受け入れを停止していました。再開後は「観光税」を3倍にしたそうです。
パロ・ゾン
「ゾン」とは「城、要塞」のこと。上の写真は約400年前に建てられたパロ県最大級の城。現在はパロの県庁舎として使用されています。歴史的建物を実用しているとはすごいです。
右の写真はゾンの内部。
中国のような繊細なデザインが美しいです。
下の写真、中央に見えるのは首都ティンパーにある「タシチョ・ゾン」。
政治と宗教を担う最重要機関で、
国王の執務室も併設されています。
この建物はブータンの伝統的な建築様式で、釘を一本も使っていないそうです。
こんなにも自然豊かな所に政府機関があるとは!頭を切り替えさせられます
タシチョ・ゾン
このように自然と共生しているブータンですが、2023年時点でインターネット普及率は97%。
そして先代国王より西洋式教育システムが取り入れられ、小学校の授業では英語が使われているそうです。それが今後どう影響するのでしょうか。
さて気になる食文化です(^^♪
右の写真の左側にあるのが、
「エマ・ダツィ」。エマ(唐辛子)、ダツィ(チーズ)。
「青唐辛子のチーズ煮込み」です。
とにかく辛いものが多いです。
市場でも唐辛子が山のように置かれていました。
唐辛子や野菜の他、チーズなどの乳製品、干し肉もよく食べられています。魚はあまり食べないそうです。内陸ですものね。
左の写真の餃子のようなものは
「モモ」と呼ばれています。唐辛子ペーストや各種ソースをつけて食べます。ビールやお酒のおともになると人気のようです。
最近首都ティンパーでは宅配ピザが人気だそうです。それと並んで「宅配モモ」も人気があるそうです。なんだか微妙な気分です。
「チーズモモ」「ポークモモ」「野菜モモ」「ビーフモモ」など。
お米が主食ですので、基本はお米をたくさん食べるそうです。
農村地帯では野菜中心のおかずが多いようです。
食べる前には少量を手に取り床に置き、仏さまに捧げます。お酒も同様に飲む前に指を濡らして床に落とします。
ブータンの人々が常に祈りを意識して生活している様子がうかがえます。
農村での民泊を体験できます。とても手厚くもてなしてくれるようですから、
「ミショラ(もう結構です)」という言葉を覚えていった方がいいようです。
ブータンの田舎道
いかがですか。訪れてみたいとは思いますが、この静かな生活をそのままにしておきたい、という気持ちもでてきます。
なんだか近代化とはなんなのか、と考えさせられます。
心豊かであれば、幸せは内側にあるのだと思いました。
参考資料:トラベルjp、いい旅ブータン
写真提供:写真AC
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さて、今回は先日のサイババ様のご講話から気になったフレーズを少しだけ抜粋してご紹介させていただきます。
Embodiments of Love. 愛の体現者である皆さん。
「ユガーディ」とはどんな日か、単に食べたり、人と歓談したり、新しい洋服を着る日ではありません。・・・・に続いて
That day when the hesrt entertains sacred feeling, full of love.
神聖な気持ちやたくさんの愛でハートを喜ばせる日です。
This life has been gifted to us once we should experienced it.
That's enough.
この人生は私たちが経験するために与えられたものです。それで十分です。
シャンカラが木の下で懸命に文法を勉強していた子どもに向かってー
Nothing will come to your refuge or rescure.
Chant repeat His name. Sing His glory.
だれもあなたの拠り所にはならないし助けてもくれないよ。
神の御名を繰り返し唱えなさい。神の栄光を歌いなさい。
参考資料:サティア サイババ ユガーディ ご講話から
今日の一日を神様に感謝し、バジャンを捧げましょう!
Let's sing His glory !!!
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