ルーマニア 最初の学校 マラムレシュ地方
皆さま、お元気でいらっしゃいますか。
我が家のベランダの二つある柿の鉢植えが一つは落葉し、もう一つが紅葉し始めました。
こちらは毎年とてもきれいな赤に染まり目を楽しませてくれます。
同じ柿の実の種なのこんなに違いあり驚きます。自然はこういうものなのですね。全く同じものが生まれるというのは不自然なことなのだということがよくわかります。
今回はドナウ川に誘われて東欧「ルーマニア」を訪れました。
「ルーマニア」といえばコマネチなど体操、社会主義の国、という印象でした。
東欧の他国同様様々な状況を経て、1989年に民主化を果たし現在の共和国が誕生しました
それでは地図で位置を確認していきましょう。
ルーマニアやブルガリア、ハンガリーがある半島が「バルカン半島」です。
西のセルビア、南のブルガリアとはドナウ川が境界となっています。
面積 約23,8万キロ平方メートル(本州と同じくらい)
人口 約1900万人
気候 大陸性気候(北海道と同じ緯度にある。四季がある)
首都 ブカレスト
言語 ルーマニア語(公用語)、ハンガリー語、ドイツ語
通貨 ルーマニア・レウ(1レウ=約25円)
ルーマニアも他東欧の国同様、他民族の国です。
ローマ人、マジャル(ハンガリー人)、ゲルマン人、トルコ人、スラブ人などの混血です。
古代ローマ帝国の時代に多くのラテン系のローマ人が移住して来ました。
ルーマニア語はイタリアのジェノバ地方の方言に似ているそうです。
ラテン系の先祖を持つルーマニア人は気さくで明るい!
けど、イタリア人やスペイン人ほどではなく素朴で明るい!
実際に行ってみたいですね(^_-)-☆
それではルーマニアの地図です
黄緑のハイライトがある4つの地域がわかるでしょうか。
これからの旅の参考にしてください(^^♪
まずは首都ブカレストからまいりましょう!
ブカレスト「国民の館」で親しまれている議事堂宮殿です
1980年共産党統治時代に宮殿として建てられました。
チャウシェスク政権が交代した後に「議事堂宮殿」と改名されましたが、
地元の人には旧称の「国民の館(カーサポポールルイ)」で親しまれています。
床や柱はすべて大理石の豪華な内装です。
行政の建物としては世界3番目の大きさを誇ります。
ほんと大きいですね。内部は見学もできます。
ブカレスト大主教会
ブカレストにあり、ルーマニア正教の宗教的ランドマーク。
ルーマニアはルーマニア正教、東方正教が主流のようです。
デザインが個性的でとっても素敵です。
首都ブカレストは「バルカンの小パリ」と呼ばれています。
おしゃれな街なのでしょうね。
ルーマニア国立歌劇場
こちらは特に観光名所ではないのですが、
建物が今まで見てきた西ヨーロッパのもとは趣が違い興味深かったので載せました。
なにか東欧を感じさせてくれます。
次は北部カルパチア山脈の中腹シナイヤにある「ペレシュ城」
ルーマニアで最も壮麗な城
初代国王カルロス1世の時代に築城されました。
ドイツ・ルネッサンス様式で建てられましたので、ドイツの香りを感じられます。
木組みの外観がかわいらしいです。
現在は博物館として使われ、美術品や宝飾品が展示されています。
メルヘンチックなお城ですね。信州のペンションを思い出します。
モルドヴァ地方の教会群の一つです
モルドバの国境近くのモルドヴィア教会群の中の「修道院」です。
教会堂内部と外部には
「聖母マリアと子どものイエス」「コンスタンティノープルの包囲」など
歴史的に有名な場面の壁画で覆われています。
全て地元の絵師によって描かれました。
オスマントルコ帝国からの侵略の際には要塞の役目をしていたそうです。
次はマラムレシュ地方 「木の教会」
北部「マラムレシュ地方」ある木造教会群の一つです。
屋根が特徴ありますね。
トップの写真の学校のえんじ色の屋根もこんな感じでした。
昔のルーマニア建物の特徴なのでしょうか。
「マラムレシュ地方」では今でも民族衣装を身に着け、
牧畜を営みながら伝統的な生活をしています。
サプンツァのお墓
「陽気なお墓」として親しまれているサプンツァのお墓です♪
故人の生前の職業や生活をユーモラスな彫刻を施して記しています。
今では観光名所になっているようです。
お墓とは思えない鮮やかな色彩で思わず笑みがこぼれます。
シギショアラの街並み
写真:Five Star Club
自然豊かなルーマニア中部、トランシルヴァニア地方にある「シギショアラ」
中世の面影を色濃く残す城塞都市。
「ルーマニアの宝石」と称されています。
タイムスリップした気分が味わえる街歩きが楽しそうです。
こんなかわいらしい広場でひと休み
時間がゆっくり流れるようです。
観光はこの辺にして腹ごしらえしましょう♪
ひよこ豆のペースト
ヴィーガンにはうれしいメニューです。
ルーマニアでは豚肉をよく食べるようです。
ソーセージをトマトで煮込んだものとかとんかつのようなシュニッツェルなど。
他にはスープをよく食べるそうです。トマトで煮込んだ赤いスープ。
お待たせしました♪食後のスィーツです(*^^*)
ルーマニア名物「パパナシ」
ドーナツにジャムや生クリームを添えたものです
食べにくそうですが、おいしそう(*^^)v
この時期、粉砂糖を振りかけたら雪だるまになりますね(^_-)-☆
参考資料:はるカタルーニャ、世界史の窓、newt、
BEST TRAVEL、Five Star Club、wikipedia
いかがでしたでしょうか。
ルーマニア。地方によって全く趣が変わるのでとても見どころ満載。
まだまだステキな街、お城、教会がたくさんあります。
多くのキリスト教信者は敬虔で、休日には教会に赴く人も多いそうです。
小さな村にもそれぞれのこじんまりとした教会があるようです。
昔ながらの生活を残しつつ、現代を生きている魅力的な国でした。
地球はどこもすばらしいですね~!
【ここでちょっとヒンドゥー語】
バジャンの中の単語がわかったら気持ちが入って歌いやすいくないですか。
そこでほんの少しですが、ヒンードゥー語を紹介させていただきます。
ナンダナ・・・・ 子ども 例:ナンダナンダナ(ナンダの子ども)
*他にも「ラーラ」、「タナヤー」も同様に子ども(違いは不明)
例:ナンダラーラ(ナンダの子ども)
パシュパティタナヤー(パシュパティの子ども)
カロー ・・・・ ~してください。英語の 「please」
ダヤー ・・・・ 慈悲、恩恵 例:ダヤー カロー(お慈悲を与えてください)
クルッパー・・・ 恩寵 例:クルッパー カロー(恩寵を与えてください)
いかがでしょう。インドの神様はお一人でたくさんの名前をお持ちです。
いろんな言い方をして神様を崇めるようです。
♪ダヤー カロー サイ マー♫
なんて気持ちが入ってしまいます。
それでは皆さま、すばらしい一週間をお過ごしください(*^^*)
Have a splendid week !
の