ヴェネツィア~アドリア海の女王~
- MICオンライン教室
- 1 日前
- 読了時間: 6分

皆さまお元気でいらっしゃいますか。
本土は酷暑が続いていますが、体がついていかず辛いのではないでしょうか。
ご自愛くださいませ。
沖縄は梅雨明けしたにもかかわらず、雨ばかり降っています☔ 過ごしやすくていいのですが、感染拡大と関係があるのではと思ってしまいます。
自主自粛するしかないです。
さて今回はまたイタリアに戻り「水の都 ヴェネツィア」を訪れます。
英語の音から「ベニス」あるいは「ベネチア」「ヴェネチア」と日本語表記されますが、今回は「ヴェネツィア」で統一しますのでよろしくお願いします(*^^*)
実は「ヴェネツィア」は一度訪れたことがあるのですが、一泊だけで、観光は一日だけという短い時間でした。ぜひもう一度訪れてみたかったところです。
それでは位置の確認です。

ローマよりかなり北。ミラノの東側に位置します。
緯度は北海道と同じ!
年間平均気温が3.3℃。夏場は23℃上がり、年間通して過ごしやすいところです。
地中海気候が影響して、冬でも北海道ほどは寒くならないようです
170もの潟(ラグーナ)を400にもなる橋でつながれた都市
移動手段は水上バス、フェリー、ゴンドラ
それではさっそく「ゴンドラ」で運河めぐりをしましょう(^^♪

先ずは小さな運河を
ゆっくりと楽しみましょう
右の写真のような小さな橋が
いくつもあります

こちらは随分と古い建物で趣があります
手前のゴンドラはなにか特別仕様のよう
豪華ですね

こちらは有名な「ため息橋」
この下で夕暮れ時にキスをすると
生涯結ばれる、という伝説があります
ダイアン・レーンのデビュー作「リトル
ロマンス」で一躍有名になりました
実はロマンチックな伝説とは裏腹に
この橋はドゥカーレ宮殿(右)にある尋問室と牢獄(左)を結ぶ橋
囚人がここで最後にヴェネツィアの風景を
見てため息をついたことから
この名前が付いたそうです( ゚Д゚)
大理石の美しい橋ですが
屋根がついており
窓には鉄の格子がついています

こちらが都市の中央をS字型に流れている「カナルグランデ(大運河)」
この先にアドリア海が広がるのですが
まさに映画の中に入ってしまったような
夢のような世界でした✨

こちらがカナルグランデに架かる
「リアルト橋」
本島の名前「リアルト」からきています
この辺りは海抜が高く
水害が少ないので
商業地域として発展しています
シェークスピアの「ベニスの商人」の
舞台となった場所です

こんな夕方の風景もあります
このレストランで
ゆっくりしていきましょうか
30年以上も前ですが
ヴェネツィアで食べたパスタは絶品でした
その上ワインとお水の料金が同じ!
なんて調子に乗って飲んでいました
それではゴンドラを下りて街歩きをしましょう♪

「サン・マルコ寺院」
トップ写真の手前の白いドーム型の建物
828年に聖マルコの遺骸を祀るために建てられました
床、柱、壁、天井といたるところに
豪華な装飾が施されています

こちらは「サン・マルコ広場」の夜景
「世界一美しい広場」と称されています
トップの写真の手前の白っぽい建物
「ドゥカーレ宮殿」、「サン・マルコ寺院」、「コッレール博物館」、ゲーテが訪れたヴェネツィア最古のカフェ「フローリアン」に囲まれています

こちらはサン・マルコ広場北側にたつ「ムーア人の時計台」
文字盤にラピスラズリの深い青
周りに12星座が刻まれています
500年間、時を刻んできました

路地に入ると
こんな趣のあるお店が
狭い路地を歩き回るのも楽しいと思います
高級ブランドのお店があったりします
そしてヴェネツィアの特産、ヴェネツィアン グラス

きれいですね✨
全てが職人の手作業によるオンリーワン
最後に、世界三大カーニバルの一つ「ヴェネツィア 仮面舞踏会」

長きにわたって商業都市、東方貿易の拠点として栄えてきた「ヴェネツィア共和国」ですが、オスマン帝国の台頭、大航海時代の影響を受け、その力が衰えていきました
18世紀に入ると劇場やカフェがオープンし、ヨーロッパから訪れる芸術家や文化人で賑わうようになりました
「リドット」と呼ばれる社交場では仮面舞踏会のように
身分を隠した人々が官能的な遊びや賭け事楽しむようになりました
快楽と耽溺が支配する18~19世紀でした
そして現在は「世界一美しい都市」と呼ばれ世界有数の観光地として栄えています
参考資料:旅らび.com、クラブツーリズム、まっぷる、世界史の窓
いかがでしたでしょうか。
「水の都」を楽しんでいただけたでしょうか。
私は30年ほど前に訪れましたが、たった一日でしたし、ミーハーでブランドショップを探したりしてました(-_-;) さすがにサン・マルコ広場には行きましたが、写真を撮ったくらいです(;^_^A 今回調べてみて知らない事ばかりで新鮮でした。
いつかゆっくりとこの美しい街に「滞在」したいものです(*^^*)
* * * * * *
【ちょこっと英語】
今回は「worth」という単語に焦点を当てます。
「worth」といえば「価値、値打ち、重要性」という名詞でおなじみです。
今回は「~する価値がある」という前置詞としての使い方をご紹介します。とはいえ、名詞であろうと前置詞であろうとなにも問題はないのですが。
とにかく「~する価値がある」という表現を味わって、つかんでみましょう(^^♪
それではさっそく例文です!声に出して読んでみましょう♪
It's worth the time.
時間をかける価値がある。
It's worth effort.
努力する価値がある。
This method is well worth a trial.
このやり方はやってみる価値が充分にある。
This ruins are worth visiting.
この遺跡は訪れる価値がある。
His speech is worth listening to.
彼のスピーチは聞く価値がある。
This book is worth reading.
この本は読む価値がある。
This prayer is worth chanting.
この祈りは唱える価値がある
If thing's worth doing, it's worth doing well.
やる価値がある事だとしたら、立派にやる価値はあるね。
どれかピンとくる例文があったでしょうか。
どこかで使ってみてください(*^^*)
ところで、「worth」は「ワーァス」(「ス」は歯と歯の間に舌をはさんで発音します)の
形容詞の「worthy」(価値のある、尊敬に値する、立派な)は「ワーズィ」と音が濁ります。ご注意ください。
実は私、恥ずかしながら知らなかったのです(-_-;)
「worth」を知っていれば辞書を引くまでもない単語でしたので、思い込みで音が濁るとは思っていなかったのです。
ところが、先日「Is He worthy」という曲を聞いて、「ん⁉ズィ⁉」音が濁っててる。聞き間違いか、それともこの歌手の癖なのか、とまで思ってしまいました(;^_^A でも何回聞いても「ズィ」。
そこでようやく辞書をめくると、なんと「発音注意!」と書かれているではありませんか!
まだまだ知らないことはたくさんあると、改めて思いました。勉強になります(*^^*)
それでは皆さんも新しい発見があると楽しいですね!
Have thrilling weeks !
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