佐賀県~絶景、遺跡、焼き物~
- MICオンライン教室
- 3 日前
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皆さま、お元気でいらっしゃいますか✨
朝からセミの声がにぎやかな季節です。連日の猛暑が続きますが、体調に気を付けてお過ごしください。
こちらは台風の影響で連日雨☔。今朝は霧がかかっていました。
ボサノバのBGMがうっとうしさを和らげてくれます♪
今回は国内旅行です。
福岡と長崎に挟まれた「佐賀県」です。
なかなか旅行の目的地になりにくい場所ですが、調べてみると絶景スポットなど興味深いものがたくさんありました。
上の写真の「唐津城」は鶴が翼を広げているように見えることから「舞鶴城」と呼ばれています。
美しいですね~✨
江戸時代の佐賀県は北は「唐津藩」、南の「鍋島藩」に分かれていました。
なるほど立派なお城なわけです。
それでは佐賀県と言えば「吉野ケ里遺跡」です

弥生時代(紀元前4世紀~紀元後3世紀)にすでにこんなに背の高い りっぱな建物が建てられていたとしたら驚きです
そういえばこの頃、ヨーロッパでは古代ローマ時代
立派な神殿や競技場が建てられていました
人間てすばらしいです

弥生時代の竪穴住居です
ずいぶんしっかりとした建物です
下の写真は「王の妻の家」
子どもができてしまうと 夫婦別居だったのでしょうか

この他にも「大人の家」、「大人の妻の家」、「機械の家」、「養蚕の家」、「酒造りの家」など用途によって家が建てらています
また
見た目がみな同じなのでどうやって見分けたのでしょうか。
興味があります。
近くにはこんなきれいなそば畑がありました

美しく見事です!
秋には美味しいお蕎麦が食べられますね

次は「祐徳稲荷神社」です
1687年に建てられました
九州の日光東照宮と言われ
「鎮西日光」(ちんざいにっこう)の名で親しまれています
五穀豊穣、商売繁盛、家内繫栄、大漁満足
なんにでもご利益があるので、多くの人が訪れます

もちろん縁結びの神さま「岩崎社」もあります(*^^*)
門をくぐると右のような建物が
清水寺に似ていますね
奥には伏見稲荷のような赤い鳥居が並んでいる場所もあります
お土産には全てがうまくいく
「うまくいく守」(^^♪
それでは絶景スポットです

伊万里湾に浮かぶ「いろは島」
大小48ほどの島で
いろは48文字にちなんで空海(弘法大師)が名付けたと言われています
青い海に浮かぶ緑の島々の美しさに
弘法大師も筆を投げたと言われています
次は玄界灘に面した棚田

この立地での農作業は大変だと思われますが
この美しい自然が助けてくれる気がします
玄界灘、ありがとう✨
棚田、ありがとう✨
あー、日本に生まれて 良かった✨
最後に佐賀といえば焼き物です
有田焼、伊万里焼、唐津焼など

有田で焼かれたやきものを「有田焼」
17世紀初頭、泉山で磁器の原材料となる陶石が発見されて盛んになりました
陶石から作られる陶磁器はきめが細かく、なめらかな手触りで耐久性にもすぐれているので、日常使いにも向いています
当初は有田で焼かれて、伊万里港から積み上げされていたので「伊万里焼」とも呼ばれていたそうです

その後「鍋島藩窯」が有田から「伊万里」に移り「伊万里焼」が始まりました
初めは呉須染めのシンプルなものでしたが
1688年に「金蘭手様式」が始まり、江戸幕府に献上したり、ヨーロッパでも好まれ輸出していたようです
*呉須・・青の顔料のこと
1940年には「酒井田柿右衛門」が「赤絵」を始め人気を博しました

そしてこちらが「唐津焼」
土をこねて作られた陶器ですから
扱いに気を使いますが
ぬくもりが感じられていいですよね
茶の湯の世界では
「一楽 二萩 三唐津」と言われるくらい
味わいのある一品です
それぞれの良さがあり、焼き物ツアーに行ってみたくなりました
参考資料:スカイワード+、あそぼーさが、ありたさんぽ、日本史のススメ
いかがでしたでしょうか。
この他に美肌の湯「嬉野温泉」、美人の湯「武雄温泉」、ツツジの絶景「御船山楽園」、セミの鳴き声がしない唐津市の「虹の松原」(秀吉が訪れた際に「セミの声が騒々しい」と言ってからだそうです( ゚Д゚))などなど行ってみたいところがたくさんありました。
佐賀県もとても魅力的なところでした✨
【番外編】
私事ですが、コロナ禍になってから、目の前のことに対処するのにいっぱいで趣味のことなどすっかり忘れていましたが、今回のネット旅行で焼き物に興味があったことを思い出しました。
長年疑問に思っていた「有田焼」と「伊万里焼」って何が違うのだろう、という疑問がスッキリしました。
「なんでも鑑定団」によく出てきていた「柿右衛門」もそんなに古いものではなかったのだと認識を新たにしました。
「古伊万里」と呼ばれているものは実は有田で焼かれたものだったとは。。。おもしろかったです。
最後に写真を2枚ご紹介します

江戸時代の伊万里焼です。
呉須染めの濃淡が美しい味わい深い、いいお皿です。
これならきんぴらごぼうも大ご馳走に見えます(笑)

こちらは伊万里にある「トンバイ塀」のある通り
「トンバイ塀」とは焼き物の技術が外に漏れないように、廃材を使って窯元を囲むように建てられた塀だそうです。
それが一般の家でも建てられています。
窯に使われた耐火レンガ(トンバイ)や陶磁器のかけらかまどうぐまでも土で固められて作られているユニークな塀です。
美しい自然の中、ゆっくり散策しながら楽しみたいですねー(*^^*)
皆さんの好きなこと、趣味はなんでしょう。
それでは、心豊かな時間をお過ごしください(*^^*)
Have a fantastic weeks !
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