例年の沖縄ですと梅雨真っ最中ですが、今年は梅雨入りが遅く、やさしいみず色の空が爽やかに広がっています。
寝心地の良い日が一日でも多いとうれしくなります。
今回は「数えられない名詞(uncountable noun)」についてです。
名詞には数えられる名詞(countable noun)(a pen, an apple, a bagなど)に対して「数えられない名詞」があります。
たくさんありますが、いくつかご紹介します。
・液体、気体、粉類、材料・素材
air smoke water beer juice coffee rain snow salt sugar pasta rice
・切って小さくしても性質が変わらないもの
cotton wood wool beef fish cheese honey butter
・概念や感情など目に見えないもの
happiness love beauty intelligence time fun wealth information experience business art shopping
・固有の形がはっきりしないもの
food fish furniture baggage money fruit clothing
などなど。
上記以外で面白い考え方があって、「切る前可算名詞だけれど、切った瞬間から不可算名詞になるものもあります。たとえば、
cake pizza carrot apple
ケーキやピザは焼くときは丸いホールの形をしていて、食べる時に切り分けますよね。
ですからできたばかりのホールの状態では1個、2個( a cake,two cakes)と数えますが、切った状態は1切れ、2切れ(a pice of cake, two pices of cake)となります。
また興味深いのはキャベツ、レタス、ブロッコリー、ほうれん草も不可算名詞です。
理由をネイティブに聞いたことがあるのですが、ほうれん草に至っては「なんかわさわさってして、何がをもってして1つなのかが、、、」ということでした。
なんだか雰囲気のようですね(笑) 一般的には数える時には
a head of cabbage two heads of lettus となります。
ちなみに第6版ジーニアス英和によると a cabbage とか a lettusでも使われるようです。言葉ですから変化はありますね。
また、コーヒーも馴染みのお店やフランチャイズのお店で誰もが「一つ」と認識できる場合は a cup of coffee と言わずに two coffees とも使われるようです。
生活スタイルが変わると言葉も変わってきますね。
work 、paper のように意味によっては可算名詞としても使われるものもあります。もちろん、その時は冠詞の"a"や複数の"-s"がつきます。
*work(作品)paper(新聞)
奥が深いですね。実際に文章で使われているのを見つけるとよりはっきりとわかると思います。
文法ルールのポイントは、複数あってもいつも「単数扱い」であるというところです。例をあげますと、
I have a lot of information. (たくさんの情報がある。)
I have a lot of work to do. (する仕事がたくさんある。)
「たくさん」とあるけれど、単数になります。気をつけましょうね。また、
Ice cream makes me feel happy. (アイスクリームを食べると幸せを感じます。)
のように、三人称単数扱いとなり-sがつきます。要注意です。
数え方もいろいろあるので次回にご紹介させていただきますね♪
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