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MICオンライン教室

最近の外来語、カタカナ語

更新日:2023年9月9日


Hi,there!

皆さん、お元気ですか。

今日9月3日は沖縄では「組踊」の日です。

「組踊」とはせりふ、音楽、所作、舞踊によって構成される歌舞劇です。

18世紀初頭に中国皇帝の使者を歓待するために創作されたそうです。

一度見たことがあります。左の写真のように衣装がとても鮮やかで美しく、独特の所作もとても興味深かったです。


さて、今日は日本語のお話です。

日本語は「和語(大和言葉)」「漢語」「外来語」に分けられています。

外来語は欧米からの新しい文化とともに外国語から日本語に取り入れられてきた言葉であり、おもにカタカナで表記されています。

最近はこの「外来語」というかカタカナ文字が氾濫して意味が解らなくなることが少なくありません。

そこで最近よく耳にするけどなんか今一つピンとこないとか意味がはっきり分からない外来語に焦点を当てみました。


先ずは比較的耳慣れてイメージがわきやすいものです。


・ポジティブ・・・・・前向き。英語では、感染の「陽性」という意味でも使われます。

・ジャンクション・・・分岐点。高速道路で二つの高速道路が交わっているところですね。

・トラウマ・・・・・・心の傷。すっかり日本語として定着していますね。

・インパクト・・・・・衝撃。これを使うと表現がやわらかくなり、雰囲気が伝わるかもし   

           れません。

・バリアフリー・・・・通過を妨げるものがない。細かい説明をしなくてもイメージしやす    

           いかもしれません。

・セカンドオピニオン・主治医以外の医師の診察を受けるという「第二の意見」。これもよ

           く耳にしますね。

・インフォームドコンセント・・説明と同意、納得診療。上記のセカンドオピニオンととも

               に使われることがありますね。


次に新聞、テレビなどでもよく耳にする言葉です。


・アジェンダ・・・・・検討課題。備忘録や予定表という意味もあります。

・アセスメント・・・・査定。とくに影響査定という意味合いでよく使われるようです。

・コンプライアンス・・法令遵守。

・サーベイランス・・・監視。サーベイランスカメラとかサーベイランスデータなどと使わ    

           れます。

・サステイナブル・・・持続可能な。

・ハイブリッド・・・・複合型。


これらは日常生活にあまり関係がないせいかイメージがしにくいですね。まだまだたくさんあります。

コロナになってからはエアゾル感染(空気感染)、クラスター(集団感染)、オーバーシュート(感染拡大)。

こうなってくるとはたしてカタカナにする意味があるのかな、と思ってしまいます。

カタカナにすることで意味がぼんやりとして柔らかくなるので、なんだか危機感が薄らいでしまいます。やはり漢字を使うとイメージしやすいですし意味がすとんと入ってきます。


ネットを使うと和製英語の「ググる」とか「バンされる」を含むカタカナががぜん多くなります。操作方法の説明などはわからない言葉がたくさん出てきて、私などは辟易してしまいます。

また、カタカナになることで本来の言葉の意味とは違う使い方もでてきます。

この記事を書いていて「外来語辞典」を買おうかと思ったくらいです。


・アウトソーシング・・・・外部委託、外注。


これは企業の製造の変化とともに生まれた言葉のようです。

言葉も時代とともに変わり新しい言葉も生まれてくるのでしょう。

こういう言葉は仕事をしながら覚えていくのでしょうか。


カタカナ語が増えてくると日頃から外国語に慣れる事ができていいかもしれませんが、難点は発音です。やはりカタカナ表記では限度がありますから、そういうものは日本語を使う方がいい気がします。美しい日本語もたくさんありますし、漢字は意味がわかりやすいです。


そして少なくとも国民全体が知らなくてはいけない情報はできれば日本語で書いてもらいたいものです。上記のカタカナ語はほとんどが日本語にすることが可能なものです。多くの人が理解しやすいような文章が望まれるところです。










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