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MICオンライン教室

高校英語の教科書がおもしろい



さわやかな風が吹く良い気候ですね。


上の写真は世界一美しい街として知られるチェコの「プラハ」です。特徴的な赤い屋根、他にも古い建物が多く「中世のおとぎ話の世界のよう」と形容されています。

古くは「チェコスロバキア」として知られていますが、1993年にスロバキアと別れて

「チェコ共和国」となりました。

ドイツ、オーストリア、ポーランド、ハンガリーに囲まれその歴史は一言では語れません。

古くは「ボヘミア王国」の首都でした。日本では「ボヘミアン(ボヘミア人)」でおなじみで放浪者を指すようですが、「故郷を失くした民」という意味だそうです。国を追われた辛い歴史が感じられます。

それにしてもこんな美しい街を訪れてみたかったです。



さて、今回は今の高校の英語の教科書についてです。


高校の英語の科目が従来の「リーディング」「文法」「コミュニケーン」から

コミュニケーション」と「論理と表現」に変わりました。

学習指導要領でも、「読む、聞く、書く、話す」の「四技能の強化」に重点が置かれているようです。

もちろん、文法的理解は必須ですので、文法の授業がなくなったわけではなく、両方の科目の中で、文法を取り上げて説明しています。中学の教科書の延長のように感じます。

文法だけを取り上げて勉強しても飽きてしまいますから、文章と関連付けてあるととっつきやすい気がします。



【科目 コミュニケーション】



 従来のリーディングです。ですが、内容がとても読みやすく、共通テストを意識して、「多読」と語彙を増やすことが目的であり、文法もしっかり押さえています。

文章も比較的短く、いろんな話題を英語で読めるので、大人の学び直しにもとても良いと思います。



【科目 論理と表現】



 こちらは会話形式で書かれている文章が多く、楽しいです。

Let's speak」や「Let's talk」が随所にあり、英語で感想や意見を述べることを目指しているのがよくわかります。

私が以前所属していた某英会話学校のテキストを思い出しました(笑)とてもよくできていたテキストですので、参考にしたのかも、と思われるほどです。

こちらの方が文法を詳しく取り上げているようです。


どちらの科目もテキストがとてもおもしろいので、大人の方も楽しんで使えると思います

!(^^)!


ただ学校ではどういう風に使うのでしょうか。それがとても興味のあるところです。

次々とやるべきことがあるので、短期間で覚えこむしかないのでしょうか。


高校英語の文法は、英語のルールはそれほど難しくはないのですが、ニュアンスを表現するものが多いので、理解するのに時間がかかります。

日本語でも「食べます」「食べました」と単純な表現だけではなく、「食べたような気がする」とか「食べられたらいいなぁ」とか「食べたかったなぁ」などそれぞれで伝えたいニュアンスが違いますよね。

英語にもそういうニュアンスがあるので、それを何度も言ったり聞いたりして覚えるしかないのです。


それには文法練習だけよりたくさんの文章を読むことを通して細かい意味やニュアンスを文章の中で味わうのがいいと思います。

そうすると薄皮をはがすように、ぼんやりとしていたものがある瞬間に「あ、そうなんだ!」とわかる時がきます!まさに脳科学の「アハ体験」です(笑)脳がバーンと活発に働きます(^_-)-☆

わからない」「モヤモヤ」っていい体験なんです

ただ一つ注意が必要です。「わからない」をそのままにしておかないことです。誰かに聞いたり調べたりしてください。そのために私たちがいますから(^_-)-☆


その「わからない」の後に「Uh-huh(なるほど)」が来ることを体験すると「わからない」を我慢することができます。疑問に思うこと。大事ですよ(^^♪



・教科書の難易度について



 教科書会社の英語の教科書は難易度があり大体3種類くらいのテキストを出しています。今までは難関進学校、といえばむずかしいテキストを使うのが通常でしたが、最近は標準程度のテキストを使っているところもあるようです。あるいは標準と難易度の          ストラホフ修道院 図書館

高いものの二種類を使っているところもあるそうです。    

 むずかしいテキストを使って苦戦してあいまいなままで進むより、標準程度のテキストをよく理解し、何度も読んだり、暗唱するのがいいと思います。まさに「テキストを使い倒す」のが有効です。とはいえ、難しい教科書も以前に比べればとても読みやすいですので、読み応えの欲しい方にはいいかもしれません。


高卒認定を目指している方、英語を学びたい大人の方、ぜひ高校の教科書を使って学んでみてはいかがでしょうか。


今回私が手にしているのは三省堂 MY WAY (難易度 標準)と啓林館 ELEMENT (難易度 高い方)です。他にもたくさんの出版社からも出ているので、また情報があればご紹介したいと思います。

近くに学校教科書販売店があれば1冊800円前後で手に入ります。


        Let's have fun learning English !

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